整骨院にある電気治療器って効果あるの?低周波や高周波、干渉波治療の意味とは?


どうも!整体院アドバイザーの仙道です。

僕は以前、医療機器の販売をする仕事をしておりました。
そして、高度管理医療機器の資格も所持しています。

そんな僕が、整骨院に設置している電気治療器についてお伝えをしていきます。

電気治療器って本当に意味あるのか?
電気治療器とは一体どんなものなのか?

ぜひ、知った上で整骨院に行ってほしいのです!

整骨院にいくときは施術者の手技が目当てでいく人がほとんどですよね。

でも、電気治療器の価値を知ってもらえるとさらに整骨院に通う満足度もアップするはずです!
この話は聞けばお得な情報なのです!

整骨院の電気治療器って効果はあるのか?

ズバリ!

整骨院に置かれている電気治療器はもちろん治療効果を高めます!

もちろん飾りではないですし、価格も200万円以上するものもあります。

しかし、残念なことに整骨院の院長自身が
電気治療器を軽視していることが多いのです。

施術をするほうが、軽視してれば患者さんにも伝わるはずがなく満足もするはずがないのです。

整骨院に設置されている電気治療器についてちゃんと理解してください。
電気の種類や効果などの解説をしていきます。

 

整骨院に設置されている電気治療器の種類

整骨院に置かれている電気治療器の種類は主には5種類があります!

① 低周波治療器
② 中周波治療器(干渉波)
③ 高周波治療器
④ 微弱電流治療器
⑤ 複合電気治療器

・・・この5つのどれかが必ず1台は設置されているといえます。
用途に分けて複数台設置している整骨院も多くあります。

 

① 低周波治療器

電気治療器というと「低周波治療器」を思い浮かべる人がほとんどです。

文字通り低い周波数の電気を流す機器です。

電極を2つ付けて電気を流します。
周波数が低いので皮膚の表面だけに電気が流れます。

そのため「ビリビリする」のがそのせいです。

神経系にアプローチすることができるので、一時的に痛みを和らげたりする効果が期待できます。

昔の整骨院は低周波治療器が主流でしたが、今はかなり少ない状況です。

② 中周波治療器(干渉波)

最近の整骨院の7割以上がこの中周波(干渉波)治療器を設置しています。

電極を4つ装着して対極で干渉させて電気を流す治療器です。


低周波は「線」で電気を流すのに対して、干渉波では「面」で流すことができます。

皮膚表面ではなくて、深部に電気が届くのでピリピリ感がありません。
人間に揉まれているような感覚になる電気です。

筋肉にアプローチすることができるので、筋肉が緩みそのあとの手技の効果もアップします。

③ 高周波治療器

中周波よりも高い周波数をだすことができる高周波治療器です。

高周波は中周波よりもより深部の筋肉にもアプローチすることができます。
ですので、手技では絶対に届かない深層筋を刺激することができます。

ですので、整形外科のリハビリの現場ではよく高周波治療器が採用されているのです。

また、高周波EMSなどもエステなどのダイエット目的でプロ仕様としても使われています。

④ 微弱電流治療器

最近では医療の現場でもかなり注目を浴びているのが「微弱電流治療器」です。

周波数帯は低周波領域なのですが、身体には感じない程度の微弱な電流を流す治療法です。

微弱な電流を流すことで細胞の修復などがみられるという論文も多くでています。
数年前からはアスリート界では常識だったのですが、その効果が注目されています。

数年後には一般人にも常識になるかもしれません。
(先日もNHKのTV放送で特集されていました)

④ 複合電気治療器

低周波・中周波・高周波・微弱電流を全て切り替えで流すことができる複合電気治療器です。
これらの電気以外にも「ハイボルテージ」「立体動態波」といった特殊な電気も流すことが可能です。

この複合電気治療器は治療効果が高いという評判です。

このような機器を設置している整骨院は治療にも非常に熱心ですし、
患者さんの痛みをいかにとってあげるかを追求している治療家の証でもあります。

複合電気治療器を設置している整骨院は
99%おすすめ!と言っても過言ではありません。

まとめ

整骨院の電気治療器は効果があるの?
についてお伝えをしてきました。

それぞれの整骨院が電気治療器について
患者さんにちゃんと説明ができていない!

これは整骨院にも患者にもお互いにもったいないことですよね。

ぜひ、整骨院に行ったときには
「この電気治療器はどんな電気なのか?」とぜひ訊いてみてください。

ちゃんと、意味があって電気を流しています。
電気治療器の価値を正しく理解して治療を受けてほしいです。